2019年12月2日(金)に開催されましたフード・フォラム・つくば 冬の例会は終了致しました。ご参加ありがとうございました。
開会挨拶13:15〜13:20
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基調講演13:20〜14:20『食品表示制度の現状について』
黒坂 仁 氏 (消費者庁食品表示企画課課長補佐)
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パネルディスカッション14:45〜16:40『食品表示制度のこれからと課題』- 添加物表示、栄養成分表示、ゲノム編集食品の表示について-
○オーガナイザー
小島 正美 氏(食生活ジャーナリストの会代表)
『メディア報道に見る表示のバイアスと誤解』
メディアは何かにつけ、消費者の選択や知る権利が最重要だと報じるが、そもそも消費者の選択とは何なのか。
○パネリスト
阿南 久 氏(一般社団法人消費者市民社会をつくる会・ASCON 代表理事)
『消費者に役立つ食品表示とは何かを考える』
消費者庁創設の一大テーマであった「新たな食品表示制度」の確立は、当時、『食品表示法』制定後に回された個別課題の検討と合わせると、その期間は10年を要しました。果たして当初の目的は達せられたか〜到達点と今後の課題を探ります。
森田 満樹 氏(一般社団法人Food Communication Compass 代表)
『食品表示制度の現状と今後の課題』
2015年4月に食品表示法が施行され、アレルゲン、栄養成分、製造所固有記号、原料原産地、遺伝子組換え表示などの改正が行われ、添加物表示の検討も進んでいる。一方、消費者の多くにそのことが伝わっておらず、活用されていない。
浦郷 由季 氏(一般社団法人全国消費者団体連絡会事務局長)
『消費者から見た食品表示制度』
消費者団体として食品表示制度についてどう考えるか。現在、検討に関わっている食品添加物表示をはじめ、ゲノム編集技術応用食品や原料原産地表示等について、弊会の取り組みを紹介し、今後を考えます。
合瀬 宏毅 氏(NHK解説委員室解説委員主幹)
『理解できないのは消費者のせい?』
原料原産地表示に、遺伝子組み換え、添加物。さらにはゲノム編集技術。次から次へと変わる表示のあり方と新たな技術による食品の出現。頻繁に変わる表示と、官邸などトップダウンで進む政策の決定は、かえって消費者の混乱を招かないのか。政治主導という名前のもと、見えなくなった政策決定プロセスを考える。
岡 礼子 氏(毎日新聞くらし医療部記者)
『記者から見た表示の問題点について』
コンビニで商品棚を眺めると、情報過多のパッケージが目につく。特に健康志向の商品がそうだ。情報は少ないと選択できないが、多くても伝わらない。どのような表示が分かりやすいのか。取材から考えたことを紹介する。
◎講演風景 ◎パネルディスカッションの様子 |
閉会挨拶16:40〜16:45表示・起源分析技術研究懇談会委員長 安井 明美 氏
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交流会17:00〜18:30会議室E交流会費:5,000円 ◎交流会乾杯挨拶
◎交流会風景 ◎交流会閉会挨拶
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