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フード・フォラム・つくば 25周年記念講演会

食品産業と環境問題 − 水について考える ー
フード・フォラム・つくば 25周年記念講演会ポスター

平成29年7月14日(金)に開催されました「フード・フォラム・つくば 25周年記念講演会」は終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

パンフレット ダウンロード(1.1MB)

■プログラム

開会挨拶 13:15〜13:20
河野光登氏
フード・フォラム・つくば幹事長
河野 光登 氏
(不二製油株式会社)
鍋谷浩志氏
農研機構 食品研究部門長
鍋谷 浩志 氏
(農研機構 食品研究部門)
講演1. 13:20〜14:15
「21世紀は水の世紀」
 竹村 公太郎 氏
(日本水フォーラム代表理事・事務長)

20世紀は石油の世紀、21世紀は水の世紀といわれている。エネルギーには代替案があるが、水は命の源で代替物質はない。世界規模で水の枯渇と汚染に見舞われている。資源の枯渇、気候変動に伴う温暖化に襲われる日本はいかに生きていくか。持続的に日本列島で生きていくための方策を水の観点から考えていく。

竹村公太郎先生
竹村公太郎先生
座長(河野光登氏)
座長(河野光登氏)
講演2. 14:15〜15:10
「膜を利用した排水処理と水の再利用」
 大熊 那夫紀 氏
(一般財団法人 造水促進センター 常務理事)

膜を用いた水処理技術は、上下水道システムに適用されるようになり、その市場が拡大している。食品工業において膜処理技術は、食品製造プロセスや排水処理・再利用に適用されている。ここでは、排水処理と水の再利用の現状を紹介する。

大熊那夫紀先生
大熊那夫紀先生
座長(結城敏文氏)
座長(結城敏文氏)
休憩 15:10〜15:25
平成23年〜平成28年まで、講演会のポスター展示をしました。
休憩中の様子
休憩中の様子
講演3. 15:25〜16:20
「水と食品」
 畑江 敬子 氏
(お茶の水女子大学 名誉教授)

調理や食品産業では水はそれ自身が食品の成分として重要であるばかりでなく、調理や食品の製造に多量の水を必要とする場合がある。調理および食品産業で水を使用しているいくつかの例を取り上げ、水の役割を考える。

畑江敬子先生
畑江敬子先生
座長(亀山眞由美氏)
座長(亀山眞由美氏)
基調講演 16:20〜17:15
「持続可能な水利用」
 矢野 伸二郎 氏
(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社水科学研究所)

良質な水は食品産業に不可欠であり、持続可能な利用が求められる。水に関する環境影響の指標として国際規格化されたウォーターフットプリントや、水資源を保全する具体的な取り組みを紹介し、水利用のあり方を考える。

矢野伸二郎先生
矢野伸二郎先生
座長(鍋谷浩志氏)
座長(鍋谷浩志氏)

■講演会風景
講演会風景
交流会
記念パーティー
17:30〜19:00
つくば国際会議場 レストランエスポワール
(交流会費:会員 3,000円、 会員外 5,000円)

■交流会風景
交流会の様子