平成29年12月20日(水)に開催されました「フード・フォラム・つくば 冬の例会」「(公社)日本分析化学会 表示・起源分析技術研究懇談会」は終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
挨拶13:30〜13:35フード・フォラム・つくば幹事長 河野 光登 氏農研機構 食品研究部門長 鍋谷 浩志 氏
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基調講演13:35〜14:35「食品表示制度の現状と課題― 原料原産地表示、遺伝子組換え食品表示、機能性表示食品など − 」 森田 満樹 氏 (消費生活コンサルタント) 食品表示は、事業者と消費者の情報伝達手段であり、当然ですがそこに偽りがあることは許されません。表示制度において義務表示を課す場合は、誤認を招くような制度設計にしないこと、事後的に検証できる制度にすることに加えて、消費者の知る権利にどこまで応えるものか、事業者の実行可能性とコスト、国際的な整合性をどうするのか、といった観点で検討が行なわれます。新しい食品表示基準の課題について、原料原産地表示制度などの事例をあげて、お話します。
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休憩14:35〜14:45 |
講演1.14:45〜15:05「“ 消費者のための制度” としての発展の課題」阿南 久 氏 (一般社団法人 消費者市民社会をつくる会 代表理事) 届出された機能性表示食品に対する「ASCON科学者委員会」の評価判定結果や、意見交換会などの取り組みを紹介し、今度の発展への課題を考えます。
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講演2.15:05〜15:25「表示問題を取材して見えること」合瀬 宏毅 氏 (NHK解説副委員長) 商品パッケージの限られたスペースに、何を書いて、何を書かないのか。そこには消費者と食品会社、それに政治の激しい綱引きがある。 「消費者の選択に資する」表示とは何か?原料原産地表示や機能性表示食品制度の議論の過程を取材して感じたことを紹介する。
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講演3.15:25〜15:45「機能性表示食品制度の改正と方向性- 取材活動を通して見えてきた課題とは? −」 木村 祐作 氏 ((株)データ・マックス ヘルスケア事業部 編集長) 機能性表示食品の届出撤回や疑義、規制改革推進会議や関与成分検討会の議論、消費者庁の行政動向などを取材して浮かんできた制度の課題と健康食品業界が抱えている問題点を報告する。
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休憩15:45〜15:55 |
■講演会風景 |
パネルディスカッション15:55〜16:40コーディネーター 小島正美 氏(毎日新聞社) |
閉会挨拶16:40〜16:45表示・起源分析技術研究懇談会委員長 安井 明美 氏
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交流会17:00〜18:30交流会費:4,000円フクラシア八重洲 3階 会議室E ■交流会挨拶
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